応急危険度判定講習会
金曜日に東京都主催の「応急危険度判定員」
の講習会を受けてきました。
最近、新潟県中越沖地震があった為か当初100名の募集が、300名くらい来ていました。
この講習を受けると、判定員として地震時の建物が危険かどうか
判定するボランティアに参加できます。
新潟県中越沖地震の時は、新潟県から間接的に要請を受けて東京都からも
派遣されていました。
東京都では、目標の1万人に対して、登録されているボランティアは8千人になったと
いう事でした。
実際、東京が災害に見舞われたら、全員参加できないと思われるので、まだ少ない数
と言えるでしょう。
応急度判定は、大震災により被災した建築物を調査し、その後の余震などに
よる倒壊の危険性や建材などの落下、転倒などの危険度を判定して、二次災害を防ぐ
事を目的としています。
判定員は、倒壊しそうな家には危険(赤)、要注意(黄色)、調査済み(緑)のステッカーを
建物の見やすい場所に貼り、建物の危険性について情報提供します。
このシステムは、1994年にアメリカで起きたノースリッジ地震の時に、ボランティアが三色の
張り紙をしたのが最初の様です。日本では、阪神淡路大震災の時に初めて実施されたものだそうです。
最後に、新耐震基準(1981年、昭和56年)以前の木造住宅と、それと同じ住宅を耐震補強
した住宅を二つ並べて、震度6強から7の揺れを人工的に起こす実験映像を見せられた。
新耐震以前の住宅は、大きな揺れが来てから、約7秒で倒壊してしまった。
それに比べて補強してある方は、外壁の落下はあったものの倒壊しなかった。
大きな地震の場合は、揺れがひどくて、とても家の外まで避難できないだろうと
講師の先生がおっしゃってました。
耐震補強していない古い住宅は危ないと実感した次第です。
いろんな自治体では、新耐震基準以前の建築物に対して、
耐震診断と耐震改修の助成金が出ています。興味のある方は検索してみて下さい。

