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April 09, 2009

太陽光発電について。

地球温暖化により、自然エネルギーや省エネ商品が注目を集めている昨今ですが、

実際どうなのか考えてみたいと思います。


住宅では3kwタイプが標準で設置費用は約200万円となります。

年間発電量は、最高の条件において定格約3,000KWhの発電能力があります。

(結晶系シリコン電池、東京に設置、定格容量3KW、真南に向いて、傾斜角度30度)

定格とは発電ロスがゼロの場合の数値です。実際は70~80%と考え方が

良さそうです。

また、年間の曇りや雨の日をどれくらいみているかは不明です。

ある調査によると、一般住宅の年間消費電力は約5,500KWhと言われてますから、

3,000KWhの8割=2,400KWhで割ると4割を賄える量となります。


●費用対効果

エコロジーに対して貢献したいと思う方や資金に余裕がある方は別として、一般の方で

導入するにあたり、一番気になるのが、元が取れるのにどれくらい掛かるかだと

思います。


財団法人 建築環境・省エネルギー機構によると

(2006年発行 自立循環型住宅への設計ガイドラインより)

深夜電力を使い、全て売電した場合、約25年程掛けるとイニシャルコストの償却する

という試算があります。


また、某ハウスメーカーがお客さんに渡す資料でも4.2KWの商品で、オール電化+太陽

光発電で、年間10万円程一般住宅より削減できるとありますから、

設置費用を約280万円で割っても28年掛かる訳です。(1KW70万として算出しました)

ただ、国が08年から1KWあたり7万円の助成制度を活用すると、

3KWタイプで償却期間を4年程度短縮できる計算になります。


その他の注意点

●環境の変化に注意

都市部では将来、敷地周辺に大きな建物が出来て、日影にならないと限りません。

(無いと想定しても、現在の周辺環境から受ける日影を検証する必要があります。)

曇りの日は晴天時の50~10%、雨天時は20~50%と下がると言うデータもあります。


●メンテナンス費用が掛かる

もう一つ、注意する点は、機械はいずれ壊れる。と言う事です。


主なメンテナンス項目

・太陽電池モジュール……表面の汚れ、破損、外部配線の損傷チェックなど。
・太陽電池架台の腐食、緩みチェック
・接続箱の腐食、外部配線損傷のチェック
・パワーコンディショナー 10年から15年で交換、費用は30~40万円
・売買電用積算電力計 10年ごとに交換


某メーカーサイトによると、

太陽光発電は、保障期間は1年、ただし、パワーコンディショナーについては

10年です。

(パワーコンデショナーは太陽光パネルで発電した直流を交流に変換する装置)

耐用年数は太陽電池が20年、パワーコンディショナーが10年となっています。

肝心の太陽光発電パネルが故障や破損せずに可動するかと心配な部分もあります。

また、効果を出し続けるには、メンテナンスも必要となり、メーカーによって違いますが、

一回、2万程度の出費を考える必要がありそうですね。


以上の事を考えると、元が取れた頃には、パネル等一式寿命が来て、新しい商品に

取り替えている事になると思われます。

効果やコストを十分調べないと、導入後に不満が出るので注意が必要です。

設備を使用するいわゆる、アクティブ・ソーラーと言う手法よりも

自然の日照を活用するパッシブ・ソーラーの方が、これからの時代は

合っていると思います。

パッシブ・ソーラーについては次回、書きたいと思います。

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