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April 07, 2008

白熱灯が廃止!?

先日のニュースで、経済産業省の大臣が平成24年までに、

産業界に比べて家庭用照明の白熱灯を電球型蛍光灯に総入れ替えしたい。

地球温暖化でCO2の排出を減らしたいとの事だ。

値段などにについては、これから具体的な普及策を検討していくことになっている。

どうも、アメリカもオーストラリアも同じ様な法律を造った様です。


あと4年後ですか。急な話しですね。

話しはわかりますが、他にも削減できるところあるのではと考えてしまいます。

地球温暖化がCO2ビジネスになって来てますしね。


もし、今後計画する住宅に白熱灯が使えないとなると、

照明を点けた部屋の雰囲気がイマイチになってしまいます。

うちの事務所では住宅の団らんする場所には白い蛍光灯は使いません。

事務所や工場には明るい白い光は向いているのですが、

リラックスしたりする場所には白熱灯の暖かい光が良いと思います。

また、蛍光灯にも白熱灯の色に似せた電球色がありますが、

薄いオレンジ色をした少し寝ぼけた印象で、雰囲気を造るには向いていない様です。


今現在の蛍光灯の問題は、演色性がイマイチで、建設時コストと使用時コストが高いことです。

<欠点>

・器具の値段は白熱灯に比べると、器具で2倍以上高い。電気工事費が上がる。
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・肝心の電球はと言うと、費用が10倍高くて、寿命が6倍。

蛍光灯は白熱電球を6回替えるタイミングで初めて交換になります。

白熱電球を80円とし、電球型蛍光灯を780円とします。

最近のヨドバシカメラの金額です。

80円×6回=480円対780円で、蛍光灯の方が約1.6倍高くつく計算になります。
**************************************************************************************

・頻繁に点滅を繰り返すと寿命が低下する。(トイレなどは向かない)

・電球の形が良くない。

・電球色でも色が良くない。安っぽい雰囲気になってしまう。

<良い点>

・消費電力は一灯当たり1/4くらいで済むので電気代は安くなります。

・もう一つ、白熱灯は熱が出るので冬はよいのですが、夏は暑いという欠点があります。

蛍光灯は熱が少なくなるので、冷房費が少しは安くなるでしょう。

キチンとシュミレーションすれば、何年か後には電気代の差で、

建設時や電球代などの元を取れるのだと思いますが。。。


電球をソケットに直に付けているスポットなどは、電球の美しさも大事です。

4年後までに演色性と値段、形などの改良は難しいのではないでしょうか。

お役人が机上で決めた事は、後で問題が出てる場合が多いと思います。

官僚は現場に出て汗をかいて、現実を調べてから法案を考えて欲しいものですね。


今回のニュースで、照明が電気代やCO2だけではなく、

雰囲気にも影響するのだと言う事を考えて欲しいと思います。

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Comments

先日白熱灯が近いうちに廃止されることを知り、ネット検索してこちらへ伺いました。

我が家は白熱灯を好きで結構使っています。
白熱灯は光にニュアンスがあり、空々しくなく、白熱球の灯りで出来る影もいい感じだと思います。
以前、マンションに住んでいる時、電球色の蛍光灯を使ったことがありますが、白熱灯とは全然違います。
少々気になるオレンジ色ですよね。

CO2削減になると言われれば、なんともいえませんが。

でも私が思うに・・家庭用ももちろんですが、企業・大型店舗・国の使う電力単位で減らさなければ、本当のCO2削減には程遠いのではないかと思うんです。
特に、照明だけやっても・・ 
なんとなく目先だけのCO2削減政策のような気がしてしまうんですが・・

私などは、エアコン使う時間を減らされても、白熱灯を灯したいとすら思います。
家庭で使える電力を決めてくれたら、あとは各々の家庭で好きに使えるといいなーと思ったり。

一主婦が吼えても仕方ありませんが、白熱灯が使えなくなるのがとても残念でコメントさせて頂きました。

こんにちは。初めまして、nao様
コメントどうもありがとうございます。

このニュースには本当に驚きました。
白熱灯の暖かみのある色は、蝋燭に近くてリラックする住宅やホテル、レストランにとても向いています。
しかし、蛍光灯のダウンライトの電球色は、微妙に雰囲気が違って使う気にはなりませんね。

CO2が年間何トン減ると言われても国民には誰にもわからないです。
日本全国のマンションも含めた住宅は約4,700万戸だそうです。チリも積もればと言う事でしょうか。
しかし、税金と同じ様に、国民に負担を強いる前に、国や自治体、企業が努力してからではないと納得できませんよね。
>家庭で使える電力を決めてくれたら、あとは各々の家庭>で好きに使えるといいなーと思ったり。
契約アンペアを下げるのが手っ取り早いですね。
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CO2の排出取引は、欧米が主体となりCO2をお金に変えて取引するですが、京都議定書は日本に取って非常に不利です。
と言うのは基準年の1990年に比べて6パーセント減らすには、日本は省エネなどの技術がその年には既にピークアウトに達していたので、今後、CO2を削減するには経済成長を1990年に戻さないと出来ない事になります。
ちなみに、2005年現在ではCO2の排出量が1990年に比べて約14%増えているらしいです。2008年はもっと増えているはずです。日本は工業国で車や電化製品を輸出してこの豊か?さを保ち、外国にお金を援助したりするには、経済成長しなくてはならず、結果、CO2も増えて行きます。

他の欧州の先進国はもう少し後に省エネがピークアウトしているので日本よりはましな様です。
毎年、発展途上国にCO2排出取引で、(1トン当たり22.5ユーロみたいです)何百億円から何千億円を払う事になりそうです。
なので、政府もやっきになっているのです。
だから、手を付けやすい照明から攻めるのでしょう。

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話しはだいぶ反れましたが、使えなくなるのはとても残念です。
今、照明業界では次の照明としてLED(発光ダイオード)の照明が発売されてきました。
ダウンライトで白熱灯の様な光もあります。
しかし、省エネ、長寿命ですが、値段はまだ高いです。
住宅に普及するにはまだ時間が掛かりそうです。

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