« 無印良品の家 | Main | シンプル »

February 20, 2008

街の記憶考

日本の住宅は、木造だと25年くらいで取り壊されると

いうデータがあります。老朽化して建替えるか、

人数が増えたと言ったライフスタイルの変化に対応する

のが理由だとおもいます。

高温多湿で環境的にも厳しいのですが、

他の国に比べて圧倒的に短いです。

ちなみに何世紀も前の家に住んでいる人が多い

イギリスでは100年くらいだったと思います。

経済に勢いがある時はスクラップandビルド

(造っては取り壊す事)も可能ですが、

労働人口が減った時は難しくなるのではないでしょうか。

とにかく、「早く・安く」を合言葉に、

取り合えず造られた建物は「住めば都」で住んだり使ったり、

機能的には問題ないけど街や都市を埋めるだけで、

美しいとか気持ちよいとかは感じず、味気ないと感じてはいないだろうか。

いつも取り壊された空き地を見ても

「ここに何が建ってたっけ」と思い、

街の記憶が残っていかなければ、愛着も湧来にくいのです。

« 無印良品の家 | Main | シンプル »

建築」カテゴリの記事

Comments

うー。心の底から共感いたします。
巷では最近「~の品格」なるものが流行っていますね。
私は、人を容れるもの、生活の土台にあるものとして、
家にこそ品格・風格が必要だと思います。

機能とコストに専ら重点が置かれていて、
「用の美」が置き去りになっているということでしょうか?
人の感性や情緒というものは、
取り敢えず造られた空間では研磨不足に陥りそうです。

いつも、コメントどうもありがとうございます。

毎日生活する「住い」は大事ですね。衣食住といいますが、住についてはまだまだです。

機能とコストの事は判断できても、美というのは、全ての人が審美眼を持っている訳はない為、判断が難しく、他と似たような建物で安心したんだと思います。
多くの建物を設計施工で受けた建設会社も、要望が無いから頑張って設計しなくて良かったわけです。

また、建てるまで、家の事について考えるチャンスが無い人が多いので、いざ、建てる時になると「家を建てる」事にメンドクサイと感じて、ハウスメーカーの家を「買う」人が多いのだと思います。

なので、義務教育の中で、街並や家の事について考える授業がない限り、知識と関心は薄いままだと思います。


そうですね。モノ造りは環境が大事ですね。良いモノを造るなら沢山良いモノを見たり、良い空間を体験する事は重要な事です。一番良いのが毎日の生活をする家だと思います。

建築は長い間残って人々に影響を与えるのですから、依頼主のレベルも高くならなければ多くを変える事は難しいですね。

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 街の記憶考:

« 無印良品の家 | Main | シンプル »

2008

  • 立面
    都市型 狭小住宅 地下1階、地上2階 スキップフロア 木造

2007-インテリア・照明計画

  • 寝室
    照明計画から、一部インテリアのデザインを行ないました。 どの様な照明がふさわしいか考えて、それに合せてインテリアを デザインしています。

2005-国分寺の家計画

  • LDから道路側を見る。
    東京都国分寺市に計画した住宅。 母娘の為の住宅。 一階は料理教室にもなるキッチンと居間がある活動的空間で、 二階は寝室と浴室などのプライベートな空間構成で計画した。

2003-Works 住宅コンペ03

  • 平面図
    東京都練馬区住宅コンペ提出作品 周りを住宅に囲まれた敷地に計画された二世帯住宅。 一階が親世帯、二階が子世帯と完全に分けている。 トップライトを介して採光を取り、アクリル板を通して光とお互いの気配を感じられる様に計画した。

2004-Works  住宅コンペ01

  • 004 SECTION
    千葉県印旛郡住宅コンペ提出案 木造2階建て、約30坪。

  • 東京駅

2005-Works パース製作

  • エントランス
    銀座クラブ内観CG製作and照明アドバイス SHade7.5を使い製作した。レンダリングはラジオシティを用いた。

2005-Works K専門学校改修

  • 09 改修後エントランス
    豊島区にある専門学校の改修の監修。 予算の関係上、エントランスの壁の一部、梁、サッシのみダイノックシートで色を付ける。 既存の暗いイメージを払拭する為、明るい色を使いメリハリを付けた。

2004-Works アパートメント計画

  • 外観(最終案)
    単身者向けのアパートメント計画 東京都新宿区 述べ床約300㎡ RC壁構造 3階建て

2005- Works Hビル計画

  • Takada01
    新宿区に計画された商業ビル 1-3Fまでが店舗、4Fが住居。述べ床約800㎡ 外壁:コンクリート打放し仕上げ、一部タイル張り 屋根:ガルバリウム鋼板

2004-Works 住宅コンペ02

  • 02
    千葉県、住宅コンペ提出案。 北崖地で、南北に道路が接している。 北側の眺望と南側の日射を考慮して計画した。 下部がRC造、上部を木造の混構造。 ほとんどをラジオシティ計算を使ったレイトレーシングレンダリングで製作した。

2003-Works 戎橋コンペ

  • Ebisu02
    2003年に実施された大阪戎橋の建替えコンペ提出案。 かつて川の都大阪と謳われたほど海運が栄えていた。 橋が老朽化したのと魅力的な街づくりで川を中心とした開発に合わせて建替えコンペが行われた。 この川を往来した船を思い起させる…船のイメージを橋に取り入れた。船底の断面、マスト=パーゴラの支柱、甲板=デッキ。 通過するだけではなく、佇んだり、憩える様にパーゴラやベンチを設置している。

2005-直島01

  • 水盤見下げ
    2005/9/7-8 直島ベネッセハウス

ニューストピック


link