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October 07, 2005

あかり-1

住宅を設計する時、ほとんど白熱灯で設計いたします。
中には暗いと言う理由で蛍光灯にこだわる方もいるかもしれません。
今回は白熱灯の良さについて書いてみたいと思います。


住宅に使われる照明器具には、大別して蛍光灯と白熱灯があります。

蛍光灯は白い光で、昼間の外の光に近い環境です。
明るい為、快活に動き易いと言われていて、工場や事務所などの生産施設に向いています。

それに比べて白熱灯は黄色い光で、朝や夕方の光に近いでしょう。
心理的に落ち着きと安らぎを感じると言われていて、レストラン、バーなどの飲食店、ホテル、住宅に向いています。

欧米の住宅ではほとんど白熱灯なのに、日本ではあまり普及していません。
なぜでしょうか?

戦後、蛍光灯を使っていくうちに、部屋全体を煌々と明るくしてしまう癖がついたのではないでしょうか。
瞳の色の関係で日本人は白い灯りを欧米人より眩しく感じなく、その逆に白熱灯の灯りを暗いと感じます。
白人は暗い所でも日本人より見える様です。

暗くて本が読めないと言う方は、ホテルの部屋を思い浮かべれば解決策が見つけられるでしょう。
天井などに付ける全般照明とスタンドなどの部分的に照らす照明を設置します。スタンドなどを点けて本を読めばいいのです。
このやり方は一室多灯式と言います。

食事の席で雰囲気が一番出るのは蝋燭の光ですが、照明器具でこれに近い光は白熱灯です。
蛍光灯に比べて料理がおいしく見えます。

光の種類(色)は心理面でも影響を与えます。
旦那さんが仕事で疲れて帰って来て、外から自宅を見た時に「ほっ」とするのは蛍光灯の白いひかりではなく、暖かみのある白熱灯ではないでしょうか。
仕事で疲れていて家でもくつろげないと思っているのでしたら、白熱灯のスタンドを買ってきて、その光だけで過すと違うのではないでしょうか。

また、照明器具ではありませんが、記念日などに蝋燭だけで食事をするのも、非日常的な雰囲気が出て盛り上がると思います。

照明によって部屋の雰囲気や人の気分も変わります。
是非一度、白熱灯の照明器具を使ってみる事をお勧めします。

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Comments

TBありがとうございました。

ちょうど1年前・・・中越地震の余震の中
なかなか電気が復旧せず、
夕食を蝋燭の灯りだけでいただきました。

柔らかく、あたたかな ともしび
炎って気配に揺れるんですよね。


もうすぐ、一年経ちますね。
震度6、かなり怖かった事と思います。

蝋燭にはそうゆう思い出も有ったんですか。

気配に揺れる炎って生き物の様ですね。

はじめまして、白熱灯、ろうそくの話、共感するものがあり、コメントさせて頂きました。
2004年夏3週間ほど北欧を回ってきました。セイナヨキの市庁舎で電灯のスイッチを入れたのですがなかなか明るくならず、付けたり消したり・・・・なんとうかつなことに、白熱灯色の蛍光管は知っていたのですが、白熱灯色の蛍光ランプが有るなんて知らなかったのです。日本に帰ってから早速我が家の白熱灯を、蛍光ランプに付け替え、87年に購入してきて以来お蔵入りしていた、アアルトのゴールデンベル(40w用)に100wを点けて食卓を照らしました。発熱量が少ないため器具を傷めずラクソなどの製図用照明器具にも重宝しています。
暖炉の炎、ローソクの光、白熱灯良いですね。 

コメンどうもありがとうございます。

セイナヨキの市庁舎まで行かれたんですね。
私はそこまで足を延ばさなかったんですが、次回は行ってみたいです。

ゴールデンベルですか。素敵な食卓になりそうで羨ましいです。

やはり、あたたかい光は良いですよね。


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