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September 19, 2005

直島 地中美術館

9月7日から9日に掛けて四国香川の美術館などを見てきた。

一日目は朝早い飛行機で高松まで飛び、10時15分発の直島行きのフェリーに乗った。
直島に着き町営バスに乗ってベネッセハウス行き、そこに荷物を置いてから少し離れた地中美術館へ向かう。
バスを運転してたおじさんの話によると、昨日台風だった為、今日はお客が少なくてゆったりと見学できるみたいだ。連休中などは入場制限があり二時間待ちだったとの事。


さて、地中美術館だが、撮影禁止なので内部の写真は一切ない。出来た時いろんなメディアで取りあがられたので、興味の有る方はブルータスや美術手帳などを見て頂きたい。

この美術館、名前の通りほとんが地中に埋もれていて、近代美術館の様に白い箱の美術館ではなく、パーマネントコレクションを設置する部屋をそれぞれのアーティストの作品に合わせて部屋を設計された美術館だ。
このタイプは、ドイツにあるハンスホラインが設計したアプタイベルク美術館がある。

最近では建築そのものが芸術という美術館もある。
例えばスペイン、ビルバオにあるフランク・ゲーリー設計のグッケンハイムビルバオだ。
展示室がニュートラルで無い為、企画展などでは展示する人が頭を悩ませるらしい。

概略はこの辺で、中に入った感じは。。。
建築そのものも作品と考えられているだけに、過去の安藤建築に無い思いっきりが感じられる。
四角いボイドを廻り、壁全体が斜めの屋根が無い通路を通り、三つの展示室がリンクしている三角コートヤードのスロープなどを経てようやく展示室に辿り着く。一度だけだと自分が一体何処に居るのか解らなくなる。
迷路状な配置と井戸の様なライトコートが印象的だった。

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三つの作品

クロードモネの部屋
モネの睡蓮(2m×6m)がある真っ白い空間。床には白い大理石を20ミリ角にして張ってある。しかも目地を詰めていない。壁と天井は白いペンキで塗られていて、天井から間接的に自然光が入ってくる。
全てが白い空間で絵画を鑑賞するのは初めての体験でインパクトがあった。

ジェームズ・タレル室
作品:オープンフィールド
奥行き感が解らなくなる様な不思議な感じが体験できます。
作品:オープンスカイ
言葉通り、屋根が無い空間で空を見る。夜見ると綺麗らしいです。新潟にも似た作品があります。

ウォルター・デ・マリア室
神殿の様な空間に2m程の磨かれた花崗岩の球体がある。この室は東西軸に造られていて、天井にはトップライトがあり、球体に空が映りこむ。空間の外周部には木のオブジェが置いてある。


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その他


地中カフェ

これは作品ではないですが、食事が出来る場所です。
お昼を取ってなかったので、ここで遅い昼食を取りました。
美術館の中で唯一壁が外に露出している所で、海が見えます。
ランチが1200円と高いですが、ここしか食べれる所が無いので仕方ないですね。
メニューですが、ローストビーフのサンドとトマト冷スープ、ポテトチップスだった。

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直島に来るのは、私の様な自営業で暇な人以外は学生が多いようだ。
地中美術館が出来たおかげもあり、安藤建築巡礼でこの島に来るのだろう。今でも学生に取って安藤忠雄は人気があるらしい。私くらいの年代だと、学生時代に知り、その後作品が大きくなるにつれ飽きてきて、今もう一度、再認識している状態です。

安藤建築の代名詞である打ち放しは、フェリーで生コンを運んで来るせいかコールドジョイントがある。今まで見た中では良くないと思った。

入館料が大人2000円、15歳以下1500円です。この金額と言い、中の壁など触ってはいけないので小さいお子さんを連れて行くのは難しそうですね。

作品の中で一番印象深かったのは、ジェームス・タレルの光を使っオープンフィールドと言う作品です。不思議な感じを体験できます。

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