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September 19, 2005

直島 ベネッセハウスと家プロジェクト

ベネッセハウス

ベネッセハウスは美術館と宿泊施設が一体となった本館と別棟(アネックス)から成っていて、
1992年に直島コンテンポラリーアートミュージアムとして本館が安藤忠雄の設計で建てられた。
現在は名前がベネッセハウスと改称されている。
本館は10部屋、別棟が6室しかない。現在、近くに木造で49室のホテルを建設中である。
アネックス(別棟)に行くには、小さな登山鉄道の様な乗り物に乗らなくてはいけない。

アネックスに翌日の早朝に行ってみた。
登山電車に乗るには、ホテルの部屋の鍵を使い乗り場入り口の扉を開けなければならない。
座席に座り発射のボタンを押すと、ゆっくり登って行き、しだいに本館と海が見えてくる。
約5分くらいでアネックス駅に着く。

今日は、一昨夜の台風の影響でお客さんもスタッフもいない。
登山電車を降りてすぐ見えたのは人工滝だ。円形と斜めの壁とのラインが考えられている。
こうゆう演出、うまい。
滝を横に見ながら、まっすぐな廊下の先にあるのは楕円の水盤がある中庭の様な空間が見える。
楕円の水盤を囲んで客室が並んでいる。壁は水色のスタッコが塗ってあるが、少し退色して色が薄くなっている様だ。この楕円の水盤の上には屋根が掛かっていなくて青空が見える。
これが雑誌に出てきた場所か~。と少し感動する。
さらに屋上に行く階段があるので行って見ると、上部は土が被されており緑化されている。ここから朝の瀬戸内海が見えてとても気持ちよかった。
普段なら他の宿泊者がいるのだろうが、今日は貸切状態で色んな所が見学できて良かった。


さて、肝心の芸術作品だが、簡単に感想を書くと。

一番面白かったのは、本物だと思ってたモノが偽モノだった須田悦弘の作品。この人は草や花を本物そっくりの彫刻を造る。

円筒吹き抜けホールに唯一設置されている「100生きて100死ね」は、綺麗な色のネオン管で造られた生と死のフレースが交互に表示される。例えばLove&Live,Love&die等の様に同じ言葉で何とかと生きる、何とかと死ぬがある。

テラスにある写真家杉本博司の海だけを写した作品。本物の海と水平線が有っている。

中庭にあった巨大な二つの石に寝転がり、空を見上げるのもいい。

安藤建築
地中美術館同様にコンクリートが良くなかった。コールドジョイントや少し豆板状になっている所もあった。
補修しないのは、生まれたままの仕上げにこだわったのだろうか。

※ここも撮影禁止なので、あまりおおっぴらに写真を公開できないので、控えめに出しています。

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家プロジェクト
直島の、ベネッセハウスがある反対側に本村と言う、島の中心地区がある。
98年に、本村に残る古い家屋を改修し、アーティストが家の空間を生かして作品化したプロジェクトが4件公開されている。


南寺

建築:安藤忠雄
作家:ジェームズ・タレル、作品;Backsaide of the Moon(月の裏側)
光をテーマにした体験型アート。一度体験してみて下さい。面白いです。

角屋
宮島達男作(Sea of Time)
家の座敷にプールが造られていて、そこにはデジタル数字がランダムに点灯します。夏は涼しそうです。

護王神社
写真家杉本博司作
ぜひ、石室を見てください。

ぎんざ
残念ながら見れませんでした。

ここでもジェームズ・タレルの作品は面白かったです。

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Comments

直島行かれたんですね~。写真すごくきれいですね。実物見てみたくなりました。
あそこ休日はなかなか宿泊予約取れないって聞きました。
私も平日に休める今年のうちに、四国にある猪熊なんとかって言う人の美術館と合わせて行ってみようかなぁ。
四国はうどんおいしいし、道後温泉もあるし、結構見所ありますよね。

平日じゃないと予約難しいでしょうね。

今回、台風の直後と言う事で、島に来る人がとても少なくて地中美術館もゆっくり見れて良かったです。連休とか避けた方が無難かも。

猪熊弦一郎現代美術館も見て来ました。後日アップ予定です。
特に香川は見所があるのでいいですね。

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2008

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  • 寝室
    照明計画から、一部インテリアのデザインを行ないました。 どの様な照明がふさわしいか考えて、それに合せてインテリアを デザインしています。

2005-国分寺の家計画

  • LDから道路側を見る。
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2003-Works 住宅コンペ03

  • 平面図
    東京都練馬区住宅コンペ提出作品 周りを住宅に囲まれた敷地に計画された二世帯住宅。 一階が親世帯、二階が子世帯と完全に分けている。 トップライトを介して採光を取り、アクリル板を通して光とお互いの気配を感じられる様に計画した。

2004-Works  住宅コンペ01

  • 004 SECTION
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  • 09 改修後エントランス
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2004-Works アパートメント計画

  • 外観(最終案)
    単身者向けのアパートメント計画 東京都新宿区 述べ床約300㎡ RC壁構造 3階建て

2005- Works Hビル計画

  • Takada01
    新宿区に計画された商業ビル 1-3Fまでが店舗、4Fが住居。述べ床約800㎡ 外壁:コンクリート打放し仕上げ、一部タイル張り 屋根:ガルバリウム鋼板

2004-Works 住宅コンペ02

  • 02
    千葉県、住宅コンペ提出案。 北崖地で、南北に道路が接している。 北側の眺望と南側の日射を考慮して計画した。 下部がRC造、上部を木造の混構造。 ほとんどをラジオシティ計算を使ったレイトレーシングレンダリングで製作した。

2003-Works 戎橋コンペ

  • Ebisu02
    2003年に実施された大阪戎橋の建替えコンペ提出案。 かつて川の都大阪と謳われたほど海運が栄えていた。 橋が老朽化したのと魅力的な街づくりで川を中心とした開発に合わせて建替えコンペが行われた。 この川を往来した船を思い起させる…船のイメージを橋に取り入れた。船底の断面、マスト=パーゴラの支柱、甲板=デッキ。 通過するだけではなく、佇んだり、憩える様にパーゴラやベンチを設置している。

2005-直島01

  • 水盤見下げ
    2005/9/7-8 直島ベネッセハウス

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